最近の傾向としまして、過払い金返還請求の弁護士費用の表記が以前よりわかりやすくなってきましたので、このページの修正をしました。(2013.02.03)

以前は、過払い金返還請求も競争が激しく、過払い金返還は着手金ゼロで受けます。という法律事務所が多くありました。

ところが、確かに過払い金返還は着手金ゼロですが、ホームページをよく見ると、完済されている場合という注意書きがあり、完済されていない場合は、任意整理扱いで着手金が1社につき数万円かかっていました。

これはどういうことかというと、過払い金返還請求で着手金ゼロとなるケースは、債務残高ゼロ、つまり借金ゼロの人が対象ということで、借金が残っていれば、任意整理の中で過払い金返還を扱うということで、着手金がかかっていたのです。

ですから、過払い金を返還してもらえると思っていた人は、借金が残っていても着手金ゼロでやってもらえるんだと、勘違いするケースもありました。

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キャリア25年以上弁護士・川合晋太郎法律事務所

最近は、過払い金返還請求の競争も落ち着いてきて、過払い金返還請求の中で、借金が残っている人、借金残高ゼロの人と区別して、きちんと着手金を提示していますので、ずいぶんわかりやすくなりました。

しかしまだまだオプション費用などわかりにくい事務所もありますので、しっかり弁護士に費用のことはお聞きください。

送金管理費、口座管理費など毎月かかる費用がある弁護士もいます。

また、交通費がかかる場合もありますのでしっかり確認してください。

最後に過払い金返還請求では、全額返還されないケースが多いです。

これは、サラ金業者と和解して過払い金を返還してもらっているからです。

ですから、その法律事務所がどのような和解方針なのか、何割程度で和解しているのかなど1社ごと詳細にお聞きください。




この記事が参考になれば幸いです。

今後とも弁護士費用の専門サイト「弁護士費用.com」をよろしくお願いします。

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