交通事故でむち打ちになり後遺障害14級になった場合の賠償金の相場(弁護士が介入した場合)は、339万円となります。

これはネット上の法律事務所の解決事例から調査してわかったことです。

調べたサンプル数は40です。

ただし、収入によって大きく変わる賠償金もありますので、この339万円とは調査した平均額だとお考えください。

このページでは、調査の内容を詳しく解説いたします。

※むち打ちの賠償金の相場を動画で解説しています




弁護士に依頼すると賠償金がアップする

交通事故の人身事故の被害者が、保険会社との交渉を弁護士に依頼すると、賠償金が増額される可能性が高くなります。

弁護士介入後の賠償金

理由は、弁護士の賠償金交渉の基準が『裁判基準』と呼ばれるもので、『自賠責基準』『任意保険基準』よりも高いためです。

自賠責基準から裁判基準

後遺障害14級の後遺症慰謝料

例えば、むち打ちなどの後遺障害14級の後遺症慰謝料は、自賠責基準では32万円任意保険基準では45万円(保険会社により異なる)、裁判基準では110万円と異なります。

弁護士が介入すると、裁判基準で保険会社と争うこととなりますので、獲得できる賠償金がアップする可能性が高まるのです。

その他にもアップする可能性が高い賠償金があります。

後遺症慰謝料32万円

弁護士介入で増える可能性のある賠償金の項目

交通事故の賠償金が増える可能性のある項目

治療費、通院交通費は実費になりますので、弁護士が介入しても大幅に増えることはありません。

しかし、後遺症慰謝料、逸失利益、傷害慰謝料(入通院慰謝料)、休業損害は、弁護士介入により増える可能性のある賠償金項目となります。

特に傷害慰謝料(入通院慰謝料)は、おそらく一般の方は知らないと思います。

入通院にかかった交通費は実費として賠償されますが、それにプラスして、何回も入通院していることに対する慰謝料を獲得できるのです。

その理由は、むち打ちの後遺障害14級となると、週に2・3回、半年近くの通院が必要といわれます。

整形外科に半年近く通院するというのは、大変な肉体的・精神的な苦痛を伴うものです。

それに対する慰謝料が、傷害慰謝料(入通院慰謝料)となるのです。

この慰謝料は少なくありません。

逸失利益、休業損害は、収入により差が生まれやすい項目ですので、この項目の獲得損害額は参考としてください。




弁護士介入での賠償金の平均額

むち打ちの賠償金の表

上記の表の通り、交通事故で後遺障害14級となった場合の賠償金は、調査した40の事例によると平均は339万円となりました。

ですから、むち打ち後遺障害14級の賠償金の平均は339万円といえるかと思います。

ただし、個人差があります。

特に休業損害は、調査40事例でも0円から195万円まで収入により個人差が大きくなります。

いずれにしましても、弁護士に依頼すると、交通事故の賠償金獲得額はアップする可能性が高くなります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

弁護士費用は高額になります。
弁護士選びは慎重にお願いします。

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