自己破産の債権者数および弁護士の利用率を調べてみました。
債権者数は10名(10社)未満が81.50%と、多くは10名未満でした。
負債額が少ない場合、多くの金融機関から借金をしているということはないと思いますので、このような結果になったかと思います。
個人の自己破産でも債権者数によって弁護士費用が変わる法律事務所もありますので、債権者数が多い場合には、その点も考慮し、弁護士にご相談ください。
弁護士の利用率は86.91%と、多くの方が弁護士を利用していることがわかりました。
弁護士費用は「自己破産の弁護士費用の相場(個人破産)」をご参照ください。
自己破産の債権者数・弁護士利用率のポイントは以下の通りです。
- 債権者数は、多くの方(81.5%)が10名未満
- 債権者数10名以上は、男性22.47%、女性13.1%
- 多くの方(86.91%)が弁護士を利用している
※基にしたデータは日本弁護士連合会消費者問題対策員会が公表している「2017年破産事件及び個人再生事件記録調査」になります。
なお、詳しいデータは下記の通りとなります。
自己破産者の債権者数
債権者数 | 合計 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
10名未満 | 81.50% | 77.52% | 86.7% |
10~20名未満 | 16.48% | 19.77% | 12.1% |
20名以上 | 1.93% | 2.70% | 1.00% |
不明 | 0.08% | 0.00% | 0.20% |
自己破産者の弁護士利用率
代理人委任 | % |
---|---|
申立代理人有り(弁護士) | 86.91% |
申立代理人無し | 1.29% |
司法書士に依頼 | 10.66% |
不明・記入漏れ | 1.13% |
※出典:日本弁護士連合会消費者問題対策員会「2017年破産事件及び個人再生事件記録調査」
この情報が参考になれば幸いです。
弁護士費用は高額になります。
弁護士選びは慎重にお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも弁護士費用の専門サイト「弁護士費用.com」をよろしくお願いします。
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