犯罪白書から主な犯罪の不起訴率をまとめました。
罪名別の不起訴率は下記の通りです。
強盗の不起訴率:26%
傷害の不起訴率:35%
暴行の不起訴率:53%
窃盗の不起訴率:36%
詐欺の不起訴率:33%
恐喝の不起訴率:36%
横領の不起訴率:32%
強姦の不起訴率:43%
強制わいせつの不起訴率:40%
公然わいせつの不起訴率:20%
覚せい剤取締法の不起訴率:17%
大麻取締法の不起訴率:37%
売春防止法の不起訴率:37%
親告罪の不起訴率
上記の罪名別の不起訴率を見ると、意外と強姦や強制わいせつの不起訴率が高いことがわかります。
強姦や強制わいせつは、被害者の告訴が必要な親告罪となります。
ですから、示談などが成立し、被害者からの告訴を取消てもらえば、不起訴となることが可能です。
実際、不起訴となった半数以上が告訴の欠如、取消が理由となっています。
不起訴とは
不起訴には、起訴猶予とその他の不起訴がありますが、不起訴の90%以上は起訴猶予です。
起訴猶予とは、被害者との示談も成立しており、被疑者も犯罪を犯したことを反省している。
という理由で、起訴しません。というものです。
不起訴ですから前科もつきません。
詳細は、不起訴とはをご参照ください。
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