交通事故被害における弁護士費用などのイメージ調査を行いましたので調査結果を発表します。
(2017年2月7日、弁護士マーケティング研究会調べ、回答数552)
交通事故の損害賠償金に関して
Q1.
交通事故の被害に合った場合、加害者側の保険会社が提示する損害賠償金(示談金)は裁判基準よりも低く、弁護士に依頼すると保険会社の提示した損害賠償金よりも増額できる可能性が高いことを知っていましたか?
交通事故の損害賠償額には、自賠責保険基準、任意保険基準、裁判基準の3つがあります。
弁護士に依頼すれば、弁護士は裁判基準で保険会社と交渉しますので、損害賠償金が増額できる可能性が高いのですが、知っている方は20%とあまり多くはありませんでした。
弁護士特約に関して
Q2.
被害者もしくは被害者家族の自動車保険に弁護士特約が付いている場合、一定の条件を満たせば、300万円まで弁護士費用が弁護士特約で補償されるため、損害賠償金が1000万円程度でも被害者の弁護士費用の負担額は0円になることを知っていましたか。
自動車保険の特約に年間数千円で入ることができる弁護士特約があります。
この弁護士特約は多くの方が加入しているのですが、どれくらい知られているか調査しましたが、知っている方は15%とわずかでした。
交通事故の被害者側の場合、加害者側ではないので損害保険会社は示談交渉をしてくれません。
しかしこの弁護士特約を利用すれば、保険会社によって条件は異なりますが、300万円まで弁護士費用は保険会社が支払ってくれるので、弁護士費用を気にすることなく弁護士に依頼することができます。
また加入者のご家族が交通事故の被害者になった場合も適用できますので、加入している方は一度ご確認することをお勧めします。
交通事故の弁護士費用に関して
Q3.
交通事故被害者の賠償金増額交渉の弁護士費用の相場は、20万円+獲得賠償金の10%ほどになります。弁護士費用に関してどう思いますか。
交通事故の弁護士費用の相場は「20万円+獲得賠償金の10%」ですが、58%の方が高いと思われているようです。
ただし、上記のアンケートでもあったように、弁護士特約を利用すれば弁護士費用は保険会社が負担してくれますので、弁護士特約に加入している人は弁護士費用はあまり気にする必要はありません。
交通事故の弁護士の探し方に関して
Q4.
もし仮にあなたが交通事故被害の賠償金増額交渉を弁護士に依頼するとした場合、どのような方法で弁護士を探しますか。2つ選んでください。
※特にあてはまるものがない場合も、以下の選択肢の中であればどの選択肢で探すかという視点で2つお選びください。
弁護士を探す場合に利用する媒体は、インターネットがトップで79%、知人に聞いてみるが60%と多くの方がインターネットを利用することがわかりました。
インターネットで探すのは仕方がないのですが、探す場合は、弁護士費用の相場や弁護士の選び方をしっかり理解してから、探すようにしてください。
交通事故の弁護士選び
Q5.
もし仮にあなたが交通事故被害者の賠償金増額交渉を弁護士に依頼するとした場合、以下のタイプならどの法律事務所を選びますか。2つ選んでください。
※特にあてはまるものがない場合も、以下の選択肢の中であればどの選択肢が良いかという視点で2つお選びください。
交通事故の場合、弁護士と面談しなくても依頼できますが、地元密着で交通事故に強い弁護士がいる個人の法律事務所が72%と一番でした。
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