裁判確定人員の有罪率は99.9%です。
(平成21年版 犯罪白書のデータから計算)
しかし実刑といわれる身体が拘束される有罪は5.6%と低く、このことはあまり知られていません。
つまり有罪は有罪ですが、有罪の94.3%は身体が拘束されない罰金、執行猶予つきで、身柄が解放されるということです。
この犯罪白書から計算されるデータを頭に入れてください。
このデータから逮捕された場合の対処法がわかります。
早く裁判をしてもらう
上記のデータからいえることは下記2点です。
1.起訴されれば99.9%は有罪
2.しかし実刑といわれる身体が拘束される有罪は5.6%
であれば、早期に身柄が解放されるにはどうしたらいいかというと、罪を犯しているのであれば、素直に自白し早く裁判をしてもらう方がよいということです。
やってないことを認めろとはいいません。
しかし、罪を犯しているのであれば、へたな言い逃れはせず、素直に罪を認め自白した方が得です。
不起訴(起訴猶予)が難しいと思われる状態になったら、早期に判決を得る方法を検討したほうがよいです。
否認はしない
早期に判決を得るには、否認はしないことです。
しつこいですが、やってもいないことを認めろといっているわけではないです。
やっているなら素直に犯行を自白した方がよいということです。
否認していれば、即決裁判、略式請求もできなくなりますし、保釈も認められにくくなります。
さらに裁判も長引きます。
刑事弁護士に相談し、早期に判決される方法を考えてもらいましょう。
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